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「海賊とよばれた男」を読んで

百田尚樹著「海賊とよばれた男」を読み終えて考えた。

ひとことでいえば国岡商店の国岡鐵造(出光興産の創業者出光佐三氏)の

波乱万丈の人生を描いた小説です。

最後まで自分の強い信念のもと行動して一生を送った。

自分の会社の従業員を家族として大事に育て信頼した。

以前はこういう偉い人の話を聞くいたり読んだりすると、

自分に参考になるところはないだろうか。

どこか真似できないだろうか。と考えた。

今はそうは考えなくなった。人それぞれですから。

多くの書籍等で書かれている人生訓、経営術等の内容は

当たり前のことばかりのように感じてきた。偉そうなことをいうわけではないが

そんなこと知ってる。ということばかり。

こんなことをすれば良いよ。こんなことではだめよ。

ようするにそれを実行するのかしないのか。出来るのかできないのか。

するべきなのかするべきでないのか。それが問題なのではないですか。

最近、子供のころには大嫌いだった読書後の感想を書けるようになりました。

客観的に考えることができるようになったからでしょうね。

うれしいような悲しいような。

どんな偉い人でも、悪い人でもみんな年齢を重ねて死んでいく。

だから近頃年をとること死ぬことが少し怖くなくなった。

先日読んだ司馬遼太郎著「翔ぶが如く」で描かれている明治維新後の

西郷隆盛のように燃え尽きてしまったあとの抜け殻のようには

なりたくないと思うこの頃です。



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