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骨髄提供3

過日、大阪の某病院で移植のための骨髄採取手術を行いました。 手術の前日に入院し血液検査、手術の説明を受けます。 前日の夕食後は食事ダメ。24時以降は水分もダメ。 手術日は朝9時に手術着に着替えて手術室へ 通常は2時間30分ほどなのですが、私の場合幸か不幸か骨が「丈夫で硬い」 らしく、終了したのが13時実に4時間の長い手になりました。 (全身麻酔をしていたのでそのへんは知りませんでしたが…。) 全身麻酔は初めてでしたので非常に不安でしたがベッドに寝て「15秒したら 意識がなくなります。」と言われたまま素直に落ちました。 その15秒間は左右の看護師、麻酔医、左右の執刀医からの呼びかけが テレビドラマの一場面のような感じ。 目が覚めたら14時30分。リカバリー室で約45分微睡んでから病室に戻ります。 それから17時30分までの間が尿管に差し込んだ小水の管が痛い、弾性ストッキング が鬱陶しい、腹が減ったととにかく自由がききません。 担当医が施術部の診察をして異常がないことを確かめて初めて水分、食事が許可されました。 ベッドから起き上がるのに痛みため10分程かかり、初めて小便をした時の痛いこと。 担当医は「順調だ。」と言われますが、動くと悶絶するほど痛みがあります。 施術部は腫れて熱を持っており体温は37.7℃。平熱より1.5℃高かったが翌日には 36.5℃に下がり翌々日の10時に退院してまいりました。 ちょっと腫れていてお見苦しい写真ですが手術40時間後の施術部の写真です。 4箇所の穴を開けボールペンの芯ほどの管を差し込み、そこからひとつの管当り腸骨に 10箇所ほどの穴を開け骨髄を約1ℓ採取します。 いやー大変な手術でしたが、人の命がかかっていることですから我慢できます。 因みに私の骨髄の提供を受けた方は私と同じ血液になるそうです。 なんとも奇妙な感じです。